一日を元気に過ごすための活力源として大切な朝ごはん。若い世代の朝食離れも指摘される昨今、どのくらいの人がどのような頻度で朝食を食べているか、朝食で重視していることなど、平日の朝食について、オレンジページメンバーズを対象に調査しました。
調査サマリー
● 平日の朝食、「ほぼ毎日食べる」が8割強
● 朝の主食は「パン派」が優勢
● 平日の朝食で重視するのは「短時間で作れること」
その他、「朝食を作る・食べるのにかける時間」や「平日の朝食の品数」、「主食以外に食べているもの」等についても、アンケートで取得しております。その他の調査項目については、下をご覧ください。
平日の朝食、「ほぼ毎日食べる」が8割強
平日に朝食を食べるかどうかを聞いたところ、全体では「ほぼ毎日」と回答した人が82.8%。年代別でみると、年代が下がるごとにその割合が低くなり、30代では71.8%に。「朝ごはんは食べない」は全体で7.0%、30代では10.5%と1割程度という結果でした。
朝食を食べるのが週2日以下の人に、食べない理由を聞いたところ、「朝、お腹がすかないから」が34.7%でトップ、次いで「食べないほうが調子がいいから」31.1%、「食べる習慣がないから」28.3%。30代では「朝、時間がないから」「少しでも長く寝ていたいから」が多くなっています。
● 朝食を食べる頻度(n=2078・単一回答)
朝の主食は「パン派」が優勢
平日の朝食の主食は、「パン」65.5%、「米」50.4%で、パンを食べる人のほうが多い結果となりました。米派は30代では60.0%と全体より5ポイント近く高いですが、40代で52.8%、50代で52.0%、60代では44.0%と、年代が高いほどパン派が多くなることがわかりました。「朝から和食は重たく食欲がわかないので、トーストかシリアルになる」(60代・女性)、「手間と時間をかけずにトーストを楽しみたい」(60代・女性)といった声もあり、シニア世代には、食べる量的にも作る手間的にも、パンのほうがよいと感じる人が多いのかもしれません。
● 朝食の主食に何を食べるか(n=1898・朝食を食べる人・複数回答)
平日の朝食で重視するのは「短時間で作れること」
手作り・市販品にかかわらず、平日の朝食のメニューで重視することでは、「短時間で作れる」48.6%がトップ。次いで「自分の好み」34.1%、「栄養バランス」28.7%と続きます。自由回答では、「たんぱく質」など栄養素を意識しているという声も多く寄せられました。「朝は納豆や牛乳をとり、たんぱく質やカルシウム、鉄分などが少しでも補えるような食事を意識している」(30代・女性)、「炭水化物、たんぱく質、食物繊維、乳酸菌などの栄養素の種類を多くしてバランスよく摂取できるメニューにしたいと思っています」(40代・男性)といった声がありました。
● 平日の朝食で重視すること(n=1898・朝食を食べる人・複数回答のうち上位10項目)
■ その他の調査項目
・朝食を「作る・食べるのにかける時間」
・平日の朝食の品数
・主食以外に食べるメニュー
・「みそ汁」と「スープ」の喫食率の差
■ 調査概要
「平日の朝食について」
調査方法:WEB調査
調査エリア:全国
調査対象者:オレンジページメンバーズ*/国内在住の男女
有効回答数:2078サンプル(女性1696人、男性370人、その他12人)
調査実施期間:2024年6月13日(木)~6月20日(木)
調査実施機関:株式会社オレンジページ
*「オレンジページメンバーズ」とは
会員数約6.5万人のモニター組織。「食」や「くらし」へのワクワク感と探究心が強く、さまざまなくらし情報・くらし体験によってはぐくまれた生活感度の高い読者が数多く所属しています。アンケートや調査に対して熱心で、リアルな「声」をしっかり伝えてくれる方々です。
この資料に関するお問い合わせ
株式会社オレンジページ「次のくらしデザイン部」
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