2023年3月13日(月)から、マスク着用について、屋内・屋外を問わず個人の判断に委ねる方針が決定されました(医療機関の受診、混雑時の交通機関利用時などは着用推奨)。これを受けて、オレンジページメンバーズのみなさんにアンケートを実施。その結果をお伝えします
※調査期間…2023年3月13日~3月20日(アンケートの数値は3月16日時速報)/調査方法…WEB調査/調査エリア…全国/調査対象…オレンジページメンバーズ(国内在住の男女)/有効回答数…1662サンプル/調査機関…株式会社オレンジページ
マスク着用が個人の判断に。あなたは外出時、どうしましたか?
Q1.3月13日(月)の外出時、マスクはどのようにしましたか?
マスク着用が個人の判断に委ねられて初めての日、外出の際、マスクをどうしたか聞いたところ、「外して出かけた人」は10%。以前と変わらず「着けて出かけた人」は74%でした。その他の意見で多かったのが「屋外では外し、屋内では着けた」という声。場面に応じて、「着ける」と「外す」を使い分けた人もいたようです。
Q2.マスクを着ける回数は、今後どうなると思いますか?
今後のマスクを着ける回数について聞いてみると、「減ると思う」と答えた人は29%、「変わらないと思う」と答えた人は68%でした。
こちら、Q1で「着けて出かけた人」に絞り込んで、改めてQ2の回答を見てみると、「減ると思う」と答えた人は24%。「変わらないと思う」と答えた人は74%でした。3月13日(月)に、引き続きマスク着用で出かけた人も、4人に1人程度は、今後、マスク着用の機会が「減ると思っている」ことが分かりました。
Q3.マスク着用が個人の判断に委ねられると、どんな悩み、不便が解消されそうですか?
マスクの扱いがこれまでと変わることで解消される悩み、不便さなどについて聞いたところ、「息苦しい」「暑い・汗をかく」という体の負担となっていたことが上位に。次いで「声が聞き取りづらい」というコミュニケーションの悩み、「マスク購入費の負担」といった経済的な負担が上がりました。ほか「耳の痛みが解消される」、メガネ派の人は「メガネがくもらなくて済む」といった声も。
Q4.マスク着用が個人の判断に委ねられると、どんな悩みが増えそうですか?
逆に増えそうな悩みとしては「病気の感染」という意見が70%と最多。次いで、「シミ・しわが気になる」「メイクをするのが大変」といった美容面の悩みや、「素顔を見せるのが恥ずかしい」といった久しぶりの素顔に戸惑う声も上がりました。
そのほか、「顔の大きさがバレてしまう」という意見や、「外している際に、マスクを着けている人と話すのは気を使うと思う」といった、新たな悩みも見受けられました。
Q.5 そのほか気になること、思うこと
マスクを取り巻く状況が変わったことについて、ほかに思うこと、気になることを自由に述べてもらいました。いくつか抜粋します。
・花粉症なので、マスクを外すのは5月ごろになりそう(20代/女性)
・夏は暑くて着けないと思うが、来年、冬になったらまた着けたい。ノーメイクをごまかせるのが便利なので(40代/女性)
・個人の自由でいいと思う(50代/女性)
・マスク着用になってから出会った人(素顔を見せたことが無い人)に、マスクを外した顔を見られた時の反応が怖すぎる!(40代/女性)
・「マスク」はとやかく言われていますが、店舗等の手指の消毒って、どうなるんでしょう?(40代/女性)
・日本もいい加減マスクを外すべきだが、過剰反応する国民だから、まだまだ変わらないだろうと思う(40代/女性)
・子ども達は、マスク無しで思う存分、遊んで欲しいです(40代/女性)
マスク着用が個人の判断に委ねられるようになって、間もない調査でしたが、外出時はこれまで同様に「着けて出かけた人」が7割越えという結果に。また、「今後、マスクを着ける回数が減ると思う」と答えた人は、現段階で、3割程度いることがわかりました。
今後もこのような形で、くらしに根づいた調査をお届けして参ります。どうぞ、ご期待ください。