全国が梅雨入りした6月半ば、オレンジページメンバーズに「梅雨時の洗濯事情」について調査を実施。梅雨時の洗濯の悩み、室内干しの実態、工夫やアイディアなどを伺いました。
※調査期間…2023年6月21日~6月25日/調査方法…WEB調査/調査エリア…全国/調査対象…オレンジページメンバーズ(国内在住の男女)/有効回答数…1244サンプル/調査機関…株式会社オレンジページ
● 梅雨時の洗濯の悩みTOP3「乾かない」「におい、生乾き臭」「部屋干しになる」
「乾きが悪いのでイヤなにおいが身体にまとわりつく」(30代・フルタイム)、「洗濯ものを部屋干しするとどうしてもにおいが気になる」(40代・専業主婦)、「室内に干した時に洗濯物の生乾き臭が部屋にこもる」(60代・無職)など、梅雨時の洗濯の悩みTOP3「乾きにくい」「におい、生乾き臭」「部屋干しになる」は、三位一体の悩みであることがうかがえます。
● 部屋干しをする人91.6%、場所はリビングが最多で59.4%。料理のにおい移りを気にする声も多数。
梅雨時や雨の日に「部屋干しをする」ことがあると91.6%が回答。干す場所は「リビング」が最多で59.4%、次いで「浴室」19.4%、「寝室」18.1%。
部屋干しの悩みを聞いてみると、「部屋に洗濯物がぶら下がっていて、お客さんを呼べない」(30代・専業主婦)、「部屋の中が洗濯ものだらけで見た目もすっきりしない」(50代・専業主婦)など見た目の問題のほか、「暑い日はジメジメして過ごしにくい」(30代・専業主婦)、「部屋の中の湿度が上がって、蒸している日とかは余計つらい」(40代・派遣社員)、「室内の湿度が上がり、カビが発生しやすくなる」(40代・自営業・フリーランス)、など湿気による暮らしにくさ、カビの心配があげられました。
また、洗濯物から発生するにおいだけでなく、料理のにおいが洗濯物につくのが気になるという声も多数。「リビングに干すので、揚げ物がしにくい。煮物のにおいもついてしまう」(40代・フルタイム勤務)、「焼き魚や焼肉などにおいがつく料理ができない」(60代・自営業・フリーランス)と言った声が多く寄せられました。
● 部屋干しの工夫、「アーチ干し」「古新聞を敷く」など実践者多数。お気に入りの「香り」を味方につけよう
部屋干しで工夫していることTOP2は「扇風機やサーキュレーターを使う」47.0%、次いで「洗濯物が乾きやすい干し方」36.7%。
具体的には、「洗濯物の下に新聞を敷くと良いと聞いたことがあるので時々やっている」(50代・専業主婦)、「洗濯物の間を拳ひとつ分はあけてアーチ型に干し、小まめに洗濯物の向きを変える」(50代・専業主婦)などの工夫があげられました。特にアーチ干しを実践している人が多数いることから、洗濯物が乾きやすい干し方として効果を実感していることがうかがえます。
また、「洗濯を夜にして、夜中の間に干す」(30代・フルタイム)、「洗濯を夜一回、朝一回と分けて乾かす時間をずらし、一回で干す量を減らす」(50代・自営業・フリーランス)など、「昼にリビングを洗濯物で占拠されるよりは良い」ので、寝ている間の時間も活用する人も多数。梅雨時に限らず、忙しい家庭の洗濯スタイルになりそうです。
梅雨時の洗濯悩み2位の「におい、生乾き臭」対策として、「香りが濃いめの柔軟剤を使う」(30代・専業主婦)、「柔軟剤を使って、干している間もいい香りがするように」(30代・フルタイム勤務)、「アロマオイルを使う」(30代・パートアルバイト)、「爽やかな香りの柔軟剤を使う」(40代・フルタイム)と、部屋干しの「におい」を「香り」でカバーしている人も多く、お気に入りの「香り」を見つけるのもこの時期を快適に過ごすコツといえます。
梅雨時の洗濯ストレスは、もう少し続きそうです。皆さんから寄せられた工夫やアイディアを参考に乗り切ってまいりましょう。
「梅雨時の洗濯事情」その他の調査項目
■ 所有している衣類乾燥グッズ
■ 部屋干し専用洗濯洗剤・柔軟剤の認知、利用率、実際に使っている商品名とその理由
■ ふだんの洗濯の頻度
■ ふだん洗濯まわりの家事で面倒なこと
■ ふだん利用している洗濯洗剤・柔軟剤のタイプ
■ 所有する洗濯機のタイプとメーカー
■ 属性