4月16日、ウェルビーイング100 byオレンジページのトークイベント「TABLE for Well-being」食×ウェルビーイングのビジネス探求会議vol.3〜ウェルビーイング視点でビジネスの課題を突破する〜が、オンライン開催されました。この「TABLE for Well-being」は食をテーマに、ウェルビーイングとビジネスが交わる接点を探求する、企業向けトークイベントです。

「ウェルビーイング100」は「食を通じたウェルビーイングの生活実装」を目指す、人生100年時代のライフデザインメディアです。第3回目のゲストパネリストには株式会社第一生命経済研究所 常務取締役 ライフデザイン研究部長 首席研究員の宮木由貴子さんをお迎えしました。

第一生命経済研究所は長年にわたる調査を通じ、人の幸せをさまざまな領域から研究し、書籍も定期的に発刊、「ウェルビーイング100」でも、毎月研究員の方々によるレポートが掲載されています。
「ウェルビーイング視点のライフデザイン」

 宮木さんのご専門領域のひとつが「消費」。今回のトークイベントは「ウェルビーイング視点で考える消費」をテーマに展開。昭和、平成を経て令和の今に至る「幸せ」のカタチの変化から始まる簡潔でわかりやすい講演は“これからの事業者は「勝ち組」になるよりも、顧客とともに「価値組み共創」を展開するべき”、という結論。説得力のある資料を使った内容で、参加者のアンケートも大変高評価でした。

講演の途中では株式会社ディーランドの酒井博基さんのモデレーションにより、ウェルビーイング100の前田洋子、オレンジページマーケティングチームの高谷朋子も参加して社会、消費者の価値観が変化する中で、企業は何をどのように消費者に提供できるか、すべきなのかなどについてのディスカッションも。

実施後のアンケートには

  • お客さまもプレイヤーの一員 。新しい共創の過程のなかでうれしい、楽しいという幸せ体感があること 大切にしたい言葉です
  • 食品企業で商品開発の仕事をしています。普段の業務では、なかなか意識できていないことに気がつきました。今後の業務では意識して取り入れてみたいと思います。新たな視点をいただき大変勉強になりました

などの回答が寄せられました。
次回開催については詳細が決まり次第発表し、参加者を募りたいと思います。